今回
インドに行って
hair geneのヘナやインディゴの生産現場を見て
その方々の生の声を聞き
痛感したのは
日本とは文化も思想も気候も歴史も 何もかも違うと言うこと
ヘナやインディゴの生産現場を知らずに輸入したものは 「怖い」と思いました
(日本の考え方とはすべてがまたく違うのです)
そして
インディゴで髪の毛を染める事はインドではしません
日本でヘナと対のように使われるインディゴですが
これ 実は日本独自の染め方なのです
インディゴでの髪の毛の染色の歴史はまだ15年足らずと とても歴史が浅いのです
では なぜインディゴを使うようになったかというと
ヘナはオレンジ色にしか染まりません
そこで 目を付けたのがオレンジ色の補色の「インディゴ」です
これは
いかにも美容師的な発想だなと思いました
そしてこの発想を実現するため
一からこの世界を切り開いたのが
hair geneの恩師である 小林さんなのです
話せば長くなる話なので 詳細はまたの機会にお話ししようと思いますが
インディゴで髪を染める事 そして インディゴの販売システムを構築した張本人に 話を聞くことができ
その方が
身をもって感じたことを教えていただいています
その一番の教えは
「自分の目できちんと確かめろ」 「現場に足を運べ」 「直接話をしろ」と言うことです
師とインドに行くことで そのことを痛感した次第です
上の写真は ヘナの種です
ヘナの葉はよく写真で見ることができますが
種は見たことない方も多いのではないでしょうか
ヘナは
このような種を付けます
ヘナも インディゴも刈り入れ時期や乾燥の仕方で発色がまるで変ってきます
ヘナに関しては 現地のヘナの目利きを職業とする 「ヘナソムリエ」のような方がいます
その方の存在がとても大事で
良いヘナを見分けられる方と取引できるかがカギとなります
もちろんhair geneのヘナを製造している「ケオ社」のソムリエ 「サン」さんは折り紙付きの
すごい方です
インドの朝は早いです
日の出と同時に
人々は動き出します(日中はとても暑いからと言うこともあるかとは思いますが)
そして 日中は 木陰でお休みしている人が多いです
ここでは書ききれないインド体験
そしてその体験の原点は
本物のヘナやインディゴを知りたい
そしてなぜ偽物が混じってしまう理由が知りたい
と言うところからでした
今後も 現場からの最新情報を発信していこうと思いますので
よろしくお願いします
今日書くことのできなかったことも
今後も書いていきたいと思いますので
たまに読んでいただければ幸いです
日本で 本物のヘナやインディゴを体験できる方が増えるよう頑張りたいと思います