日本の水は軟水という噂をよく聞きますが
軟水とはどのような水でしょうか?
水道水や井戸水には色々な硬度成分(ミネラル成分)がとけこんでいます。
とけこんでいるミネラルのほとんどがカルシウムやナトリウムです
その濃度のことを硬度と呼びます。
硬度は水1リットルに硬度成分(炭酸カルシウム)がどれだけ溶けているかを示したもので
日本の水道水の平均は50~60(mg/L)
海外の硬度の高い地域に比べると比較的低いですが
日本でも井戸水や温泉はもっと高い所が多いです。
各地の硬度はこちらにリンクを張っておきますのでこちらの票をご覧ください。
ちなみに硬度50の水でセッケンを使うと3分の1がセッケンカスになり100では6割
硬度150ではほぼセッケンカスになり、これで洗濯をした場合は
セッケンカスの中で洗濯物をかき混ぜているということになります。
世界保健機構(WHO)のガイドラインでは
軟水は0~60(mg/L)
中程度の軟水は60~120(mg/L)
硬水が120~180(mg/L)
非常な硬水が180(mg/L)以上
となっています
先ほどご紹介した硬度表を見ると180以上の地域がかなりある所を注目してください
しかも硬度は季節や地域でかなり違います
この表で硬度が35以下の地域は軟水器を使ってもさほど違いは感じられないと思われますが
それ以上ですとかなり違いがあります。
hair geneのある千葉に限っては、かなり高度が高いので
軟水器を入れると一目瞭然で差がわかります。
大多喜の伊保田に限っては平均で硬度267で
非常な硬水に分類されてしまいます。
ちなみに富山町は平均26なので軟水器いらずですね(今は合併でなくなりました)
軒並み硬度の高い千葉県にあって平均26と言うのはひときわ目を引きます。
hair geneのある千葉市は平均75~76と言ったところでしょうか
3割以上がセッケンカスになってしまう計算です。
なので、軟水器の効果てきめんです
そして美容室は
パーマやカラーリングなどの薬剤の化学反応を利用して
仕事をしています
この化学反応も 硬度にかなり影響されますので
パーマやカラーリングにも軟水器は必要なのです。
大学の薬学部や研究施設などではイオン交換樹脂を使った「ミリポワ」などの軟水装置(純水装置)は
当たり前に使われていますよね
化学反応などには硬度成分は厄介者なのです。(セッケンカスが出来るなど)
ぜひ軟水と石けん体験をhair geneでしてください。