せっけんって
油にアルカリを混ぜるとできるとてもシンプルな界面活性剤
お腹の中で油を分解する工程も
胃や腸で油を加水分解し脂肪酸とグリセリンに分解したりしているのですよね
これって おなかの中でせっけん作っているようです。
せっけんは
人がごく当たり前に触れている安心の「界面活性剤」のような気がしています。
お風呂で体を洗い、せっけんの泡をお湯で流し泡が無くなるとせっけんはすべてなくなったわけではなく
「臨界ミセル濃度」を下回り「界面活性剤」だった脂肪酸ナトリウム(脂肪酸カリウム)が
ただの「脂肪酸」になり肌や髪の毛の表面に残っているのです。
「え!!せっけんが残ってしまっていいの!!!」と思う方もいるかもしれませんが
「それがいいんです!!」
だって!!「皮脂膜(保湿成分)の約3割が脂肪酸なんですから!!」
せっけんは 脂肪酸ナトリウム(脂肪酸カリウム)であるがために
洗った後に 保湿成分である「脂肪酸」が肌に残るのです
これって「保湿成分配合ボディソープ」みたいじゃないですか???
キャッチコピーは
「100%保湿成分で作ったお肌しっとりのボディソープ! 髪の毛にも使えます!!」
てな感じじゃないでしょうか?
でも実際は
せっけんで体を洗うと
「髪はごわごわ」「肌はツッパル」「乾燥する」
こんな感じですよね・・・・。
保湿成分でできているせっけんが
なぜ「つるつるサラサラ」にならないのでしょうか??
その原因は「水に含まれるカルシウム」だったのです
せっけんは
カルシウムとやたらと仲が良く すぐにくっつきたがります。
すると「セッケンカス」(金属せっけん)になり ごわごわツッパリの原因になります(乾燥の原因にも・・・。)
でも
日本は軟水の国ってよく聞きますよね・・・
そんなにカルシウム含まれてないと思うじゃないですか!!
では実際どうなのか見ていきましょう
ちなみに
日本の水道水の硬度の平均は約60(千葉は81.8)
これは水1リットルに硬度成分が60mg(その中でカルシウムは24mg)含まれているということです
(てことは・・・hair geneのある千葉なんかはもっと高いです)
ミネラルウォーターのボルビックなんかは硬度60ですから日本の平均はボルビックと同じと言うことですね!!(おいしいわけだ!!)
おいしい水ではあるのですが せっけんを使うことを考えるとどうでしょうか・・・?
洗濯機に30リットルの水に40グラムの、せっけん分70%の粉せっけんを使うとします
(せっけん分99%とかでもいいのですが洗濯石鹸にはアルカリ成分とかが足されているものが多いので・・・。通常により近い想定で計算してみました・・真面目なもので・・。)
30リットルの水の中には0.72gのカルシウムイオンが含まれていることになるので
10.6gのせっけんがせっけんカスになってしまうことになる計算です
実に 洗濯に使ったせっけんの30%以上がせっけんカスになってしまうということです
(しつこいですが hair geneのある千葉ではもっとですからね!!)
そこで
hair geneは考えました「カルシウムを水から抜くことができれば完璧なのでは!!と」
そして
「軟水器」と言うカルシウムイオンを抜き取ってしまうマシーンを導入!!
(軟水器の事も語ると長くなるのでまた後日。イオン交換樹脂!!!)
カルシウムの含まれない水で体を洗ったことありますか??
髪の毛を洗ったことありますか??
肌が「きゅっきゅ」する事なんて全くありませんよ!!それどころか・・・・・・・・・・・・・・・・
「ヌルヌル」するんです!!
初めて体験されたみなさん「せっけんが落ちてないみたい!!」と言います
「美肌の湯」と言われる入ると肌が「ヌルヌル」する温泉がまさにこれです!!
体験済みの方は大きくうなずかれていることでしょう!!
体験したことのない方は 早く体験した方がいいですよ
軟水器買ってしまうのもいい考えですが
まずはhair geneで体験してはいかがですか?
次は 「それじゃあ!!どんなせっけんがいいの??」
と言うところを書きたいと思います。
hair geneのオリジナルせっけんの自慢になると思いますが お楽しみに!!