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インドのヘナと インドの文化!by兼子


「インドの事はお任せ!」みたいな
偉そうな題名ですが
実は兼子はヒンズー教の事何も知りませんでした

ラクシュミーがヘナの女神様というのは師匠からよく聞いていたので知っていましたが
そのほかの事はまったく知らなかったのでインドから帰ってきて
ちょっと調べたらビックリの連続!

ヒンズー教に詳しい方は(ヒンズー教の方は)「そんなのあたりまえ!!今さらそんなこと!!」と思うでしょうが、ぼくの驚きを
伝えたいので聞いてください!!

ヒンズー教には破壊と再生の神「シバ」世界の維持神「ビシュヌ」世界の創造神「ブラフマー」という3大神がいます
ヘナの神様ラクシュミーの旦那様が三大神の一人「ビシュヌ神」なのです

たぶん 下の写真はビシュヌ様と思いますが・・・・ (間違っていたらご指摘宜しくお願いします)

IMG_8960.jpg

ビックリするのが ビシュヌ様の万能っぷり!!

色々な物に化身します。
化身とは、あちらの言葉で「アバターラ」、あの映画「アバター」の語源です

ビシュヌ様はなんにでもなれちゃうから「チョ~モテモテイケメン君」になったり「巨大な亀」になり大地をささえたり
「魚に」なって洪水から人々を救ったり(ノアの箱舟伝説・・?)

そして
なんと!!!ヒンズー教でお釈迦さまはビシュヌ様が化身した姿なのです!!
てことは 仏教はヒンズー教の一部であるということになります

キリストや他の宗教の祖も「ビシュヌの化身」と言うことなのでしょう・・・。

これで、インドに行ったとき「KEO社」の社長のサニーさんが教会だろうが仏教寺院だろうが
イスラムのモスクだろうが拝みまくっていた訳が分かった様な気がしました。
(日本でも寺や神社を見ると片っ端から行きたがって大変!と師匠が言ってました)

ヒンズー教はバラモンや仏教と密接なのは知っていましたが
それ以外にもインド各地の昔からその土地で崇拝されていた神々も取り込むために
なんでもありで、なんでも取り込んでしまう宗教になったのではないでしょうか?

これで
先日行ったインドの「混沌」「何でもあり」「カオス」な状態の理由が少しわかった気がします

インダス川そしてインダス文明恐るべし!!!

「シバ神」やその奥様達など ヒンズー教の神様たちは突っ込みどころ満載で
「なんでやねん!!」と突っ込みまくって資料を読んでいます

これが 懐の深さと言うやつなんですかね・・・。些細なことは気にしない的な・・・・。